ディベートとは?
ディベートとは、テーマに対して2つの立場から議論し、観客や審査員を説得するための議論です。通常の議論と違う点は、議論の時間や言及するべきタイミングなどのルールが明確に決まっていること。つまり、チームスポーツのように論理性を競うのです。
本サイトでは、私たちが日常の何気ないテーマを取り上げて、それで簡単にディベートをすることを目的としています。
このサイトにおけるディベートのルール
ディベートには、時間制限、発言順、形式といった特定のルールがあります。このサイトにおいては、審査員がいない中で、日常に潜むテーマについてピックアップし、議論をします。
- 立論:まずは自分の立ち位置を確認し、主張したいことを端的に主張します。
- 反駁:相手の主張の弱い点や矛盾点などを指摘し、自分の論点を確立します。ディベート中は、相手の発言に耳を傾けることも大切です。主張に弱点があれば、再反駁で取り上げるようにします。
- 第二反駁:反駁で取り上げられた反対意見や、相手の主張で、気になった点を取り上げて再び反駁します。
- 最終弁論:反駁が終わったら、反駁を通して構築された主張をあらためて行い、最終弁論とします。
- 終了:観客や審査員がおらず、どちらが勝つかという判断はできないので、最終的にどのような観点でこのテーマを考えるべきか述べた上で結論とします。
本当のディベートでは質疑応答や反論といったフェーズもあるのですが、本サイトでは簡潔に立論、反駁×2回、最終弁論という形を取っています。
ディベートでは発言順はあらかじめ決められており、肯定派と否定派が交互に発言します。大会などでは時間も決められていて、「あとちょっとだけ!」はまったく通用しません。ディベーターには議論・反論を行うための時間が与えられています。タイムスケジューリングは、効率的な議論に欠かせない要素なんですよ。
テーマによっては事前にリサーチを行いますが、あくまでも日常会話のふとした疑問から流れるようにディベートに入るという形で、まずはディベートに慣れ親しんでほしいと思っているので、まったくの準備不足の状態でディベートを行うこともあります。ご了承くださいね。
ディベートは楽しい!
本サイトは、ディベートの楽しさをもっと知ってほしいと思って、私たちの雑談的ディベートを記録しているものです。新しいテーマを学び、探求するために、ディベートほど魅力的な方法もありません。みなさんもぜひディベートにチャレンジしてみてくださいね!このサイトで、少しでもディベートに興味を持ってくださったら嬉しいです。